スマホに子守りをさせない秘訣は?

親子育対談

子どもが電車に乗ると騒ぐので、親はスマホを渡しちゃうのです。その辺については先生どう思われますか?

子どもと外出するときは、
子どもが外出している間に
楽しくすごせるようなものを用意して持っていかなきゃだめ。
手ぶらで行ってね、電車の中で静かにしろってっ言ったって、
それは無理。
することないんだもの。遊ぶものもなければ。

例えば、お医者さんに行って、待合室で待たされるでしょう。
そのとき静かにしなさいって言ったって、
子どもはソファー の上でどんどんってやりたくなるしね。
「やっちゃダメ っ!」ってなるでしょう。
そういうやっちゃダメな行為が生まれるような状態を作っているの。
大人の責任なの、それは。


だからしばらく電車に乗ってる間、
静かにしなきゃいけないよね、走り回れないよね。
そういう時にはスマホじゃなくて、
そういう時こそ、例えば絵本を一緒に見るとか。
小さな絵本なら持っていけるじゃないですか。
それから大きな声じゃなくて、小さな声でお話をするとか。

私はどれだけ倒れないで立っていられるかとかね。
揺れるじゃないですか。電車の中は。
「立っていられる練習しよう。」
って言うと、子どもは席が空いても座らないんですよね。
立つということの自信ができるし、
それから電車の中で立っていられだけの力と揺れに対する適応力とか、運動神経とか
そういうことも私の頭の中にあってやったんだけどね 。

その他には、しりとり遊びとか、なぞなぞ遊びとかね。
そんな静かにしていられるような環境を大人がそこに作ってあげて、
結果的に子どもが静かにしていた、楽しくいられた、という環境を作ることなのね。

それをしない人がいっぱいいる。

私もそうでした(笑)

気が付かないのよね。
だから一番身近にあって、お母さん、お父さんがいつも持ってるスマホを与えちゃう。

最終兵器でした。

でも色んなスマホによる害。
さっきもいましたよね。
まだ1歳になるかならないかくらいの子が、
お母さんとお父さんが話しているのに、
そこに赤ちゃんがいて、その子がスマホ見てたでしょ。
ずっとスマホを見てたでしょ。
嬉しそうにニコニコしながらね。
何を分かっているのかは分からないけどね。

そうするとあのスマホの面白さ、
画面がどんどん変わるし、
魅力的なんですよ子どもにとっては。
変化が常にあるから。
そうするとそれにハマっちゃうと、
スマホがないといられなくなっちゃう。

それが学童期になってごらんなさい 。
スマホを渡すか? 渡さないか?
学校でも議論しているし 、家庭でも問題になるでしょ。
それでお母さんのもの貸せないから、子ども用に用意したりするでしょ。

そうすると子どもはその中でゲームに入っていったり、
全然知らないどっかのサイトに入っていっちゃったり、
それで、もう少し大きくなると大人にも見せないようなサイトに入っていって、
外で人と会ったり、事件が起きるじゃないですか。

いま、スマホ中毒って言葉が出てくるくらいに
日本の子ども達はスマホに溺れちゃっている。
スマホでLINEですぐに返事を書かないと仲間外れになるとかね。

だから、スマホで子守りしちゃいけないんです。

分かりました。気を付けます。親としたら、手軽に手っ取り早くっていうところに行きがちで・・。

スマホが出てくる前はね、テレビだったのね。
テレビに子守りをさせるなって。
テレビがなぜ悪いかというと、一方的な情報でしょ。
こちらから働きかけても何も返事してくれないでしょ。

一方的な情報の中にずっといるということは、
子どものコミュニケーション能力とか、考える力、
ただ見て、刺激を受けて終わりじゃないですか。

もっと面白いこと楽しいこと「 遊び 」というのもは自由があって面白い。
そういう面白さに気が付いて、子どもが色んな遊びを楽しくやっていくという、
そういうことの環境を整える方がずっと大事なのね。

遊びを通してどれだけ子どもが育つかってことはね、
計り知れないくらいいろんな能力を、大人が考えられないくらいの能力を育てているので、
そこを考えてほしい。

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自信を持ち、意欲あふれる子に育つために、先回りしない、見守る、寄り添う子育てを、全ての親子に/宇都宮共和大学子ども生活学部名誉教授/フレーベル→和田實→日吉佳代子/時代を超え180年受け継がれる子育てを学ぼう/育児は育自/親が正しく育てば子は自然と正しく育つ/変化の時だからこそ原理原則を。
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